金属アレルギー持ちに夏は厳しい季節!プラスチックバックルのベルトが良かったのでレビューします!

痒みで掻きむしる

汗に溶け出す金属イオン

夏は金属アレルギー持ちにはつらい季節ですよね。

 

身に着けた金属と混ざりイオン化した汗が肌に浸透し、強烈なかゆみとかぶれで苦しい思いをされている、重度の金属アレルギーの方もいらっしゃると思います。

 

実は僕も数年前から金属アレルギーになりました。

 

金属アレルギーの原因

以前、僕はクロムハーツのシルバーネックレスを10年以上、身に着けていました。

 

朝着けて、夜に外すのではなく、1年365日ずっと着けっぱなしです。

稀に外すのは、シルバーが黒ずんできた事に気が付いた時にだけ、手入れのために外していました。それも一晩だけです。

 

なんでもそうですが、極端な事をしていては良い事がありません。

お釈迦さまも極端な苦行の先に悟りはないと考え、それまでの苦行を捨て「我、中道を行く」と言われたそうです。

 

そんな僕にも遂に無常を痛感させられる時が訪れました。

 

腕時計と手首の痒み

「なんか最近、手首が痒いな…」そんな風に感じる事が度々ありました。

手首の湿疹

ちょうど腕時計を着けているあたりにブツブツができていました。それでも「汗で蒸れたのが原因かな?」くらいにしか思わず、そのまま放置していました。

 

そうすると今度は、ベルトのバックルが肌に触れている部分に手首と同じ様なブツブツができて、強烈な痒みを伴ないました。

 

「これはなんかヤバイな…」そう感じていましたが、原因もわからず市販の薬を塗ってしのいでいました。

 

痒みの法則

夏の間その痒みと付き合っていくうちに、ある時その痒みが起こる法則に気が付きました。

 

痒くなるのは全て金属が触れている箇所であり、特に汗をかくと強い痒みを感じます。

その時にはネックレスを着けている首まわりと、腕時計を身に着けている手首、更にベルトのバックルがあたるお腹。この3か所に症状が現れていました。

 

特にニッケル製のバックルが当たるお腹は、異常な痒みを伴ないました。

 

診断結果は金属アレルギー

あまりの痒みに耐えきれず、ついに苦手な病院の門を叩きました。

お医者さんは僕のお腹を見ると「これ金属アレルギーだね」と言い、続けて「これからは金属は身に着けちゃダメだよ」と言いました。

 

突然「金属を身に着けちゃダメ」と言われても、そんなの無理に決まってます!

気に入ってる腕時計だって金属だし、ずっと身に着けてるこの「クロムハーツ」だって…。

 

その時にハッとして、お医者さんに「このネックレス、10年以上はずさないで身に着けてるんですけど、なんか関係ありますか?」と尋ねました。お医者さんは「そんなことしてたら、そりゃ金属アレルギーにもなりますよ」「コップの大きさは人それぞれだけど、コップから水が溢れれば誰でもアレルギー反応は起こるから」と。

 

「金属アレルギーって治るんですか?」そう尋ねる僕に、「基本的にアレルギー自体は治らないですね、金属を身につけなければ症状は治まりますよ」と答えました。

 

その時、僕が絶望したのは言うまでもありません。

 

金属アレルギーと向き合う

金属アレルギーと向き合って生きることになった僕は、長年連れ添ったクロムハーツを遂に棚に置きました。

 

金属アレルギーになり、金属を身に着けられなくなっても、やはりそれでも人は生きて行かなければなりません。

 

装飾品であるアクセサリーは外せるとして、半袖になる夏場はバランス的にも腕時計は身に着けたいのですが、涙を飲んでスマホの時計で我慢します。

 

ただベルトはどうにもなりませんでした。

 

腹巻を探して

仕事の時はシャツをパンツにインしてるので大丈夫なのですが、私服の時にTシャツをインする勇気がなく困ってしまい、お腹に金属が当たらないように腹巻を探そうと考えました。

 

しかし夏場のユニクロしまむらを探しても腹巻なんて有るわけもなく、ネットで探しますが夏には身に着けられそうもない商品ばかりです。

 

そもそも腹巻自体が、冷えから身体を守る商品なので当たり前です。

そしてなにより、腹巻をした上に洋服を着ると、どうしてもお腹周りがふっくらしてしまいます。

 

もうダメかと思いましたが、Amazonで良さげな腹巻を発見しました!

 

超薄手のレーヨン素材で、NASAに向けて開発された「Outlast」という特殊素材で「暑い寒いを丁度よくする」と謳われています。

 

値段が2,000円くらいするので、ちょっと考えましたが、かなり高評価のレビューが多く、その中でも

 

夏用に薄い生地の腹巻きが欲しかったので購入。サイズもちょうど良い大きさで、生地もサラサラ快適です。

 

とのレビューを見て、当日お急ぎ便でポチりました。

 

かなり薄手の涼しい腹巻で、着心地もさらっとしていて気持ちいいです。

 

これで何とか夏を乗り切れるかも!

そう思ったのですが、これまで腹巻を身に着ける習慣がなかった僕は、更なる金属アレルギー対策グッズをAmazonへ探しに行きました。

 

プラスチックバックルのベルト

プライム会員の僕は、またもAmazonで気になる商品を見つけました。

 バックルがプラスチック製の一見チープなベルトです。

 

 

僕はサバゲ―をやるので、もともとこのベルトの存在は知っていました。

軽量で着脱がスムーズなベルトで、サバゲ―以外にもアウトドアや、空港のセキュリティチェックのスムーズな通過などにも便利です。

 

ただし、僕の目的はそういったものではありません。

金属が使われておらず、プラスチックのバックルなら、お腹に触れても大丈夫であるということが重要なのです!

 

実際、このベルトを着けていると自分が金属アレルギーであることを暫し忘れる事ができます。

 

金属の中でも特にイオン化しやすいニッケル製のバックルのベルトを着けていたときの辛さから解放され、自由になった様な気になりました。

 

シャツを出すスタイルなら、ベルトはそんなに見える事もなく気にならないですし、かなりシンプルなデザイン自体も、わりと気に入っています。

 

逆にシャツをインするスタイルなら金属製のベルトも使えますしね。

 

気に入っているベルトなので長く使いたいのですが、樹脂製のバックルだと、どうしても強度が気になる方もいると思います。

 

しかしハッキリ言って、あまり心配しなくて大丈夫だと思います。

使用した実感として、このバックルが壊れるって相当ヤバイ事態に巻き込まれた状態だと思います。

 

ただ似た商品が沢山あって値段もバラバラですので、僕は実際に使ったこのベルトをオススメしたいと思います。

 

信頼できるYKK製の高強度ポリアセタールで作られたバックルと言うのがミソです。

 

ステマみたいになってしまいましたが、素直な感想です。

 

油断してた!ズボンのボタンの裏にも金属が

プラスチックバックルのベルトのおかげで、お腹が痒くならない素晴らしい時間を過ごすことが出来ていたはずなのですが…なんかお腹が痒い…。

 

ニッケルバックルの様にひどくはないけど、やっぱり少しお腹が痒い…。

 

その時履いていたのはデニムパンツ。お腹のボタンの裏側にボタンを留める金属が付いていて、それがお腹に密着したせいで痒くなってしまったようです。

 

う~ん。せっかく樹脂ベルトで自由になれたのに!

 

ちなみにすべてのズボンが裏に金属が付いているわけではないのですが、デニムパンツは金属率がかなり高めです。

 

再び腹巻に救われる

樹脂ベルトの登場で一度は引き出しの奥に追いやられた超薄手腹巻ですが、再び着用することになりました。

 

ただし樹脂ベルトがあるので、毎回必ずというわけではなく、金属の裏ボタンがついているパンツを着用するときだけ使用することになります。

 

今後、特に夏場はこの2つのアイテムとしばらく付き合っていく必要がありそうです。

 

安価なアレルギーの根本治療の登場を切に願います。

 

 ↓ ↓ ↓ 高硬度の金属ならオシャレも大丈夫みたいです ↓ ↓ ↓